主治医変更のススメ

あなたの主治医は信用できますか?最良の医師への出会い方、正しい医療の受け方のコツをお伝えします。、

「食う」という言葉の意味

先日、日本有数の心臓専門病院で働く心臓外科医から聞いたのですが、そこのカンファレンスでは病気の患者さんの手術をすることを「食う」と表現するそうです。

「お前、この症例食ったことあるのか?ないなら食ってみるか?」これは訳すと、「君はこの疾患を執刀した経験がありますか?ないのであれば指導するから執刀してみますか?」ということです。

狂ってますね。

あなたの主治医は大丈夫ですか?

 

府立病院・県立病院の医師は危険かも、、、

さて、かつて医師は医局制度という大学を中心とした人事制度をもとに公立病院・私立病院など設立母体の異なる病院に数年ずつ勤務するということが主流でした。しかし、県立病院などの公的病院に勤務してしまうと話は別です。何故なら「公務員」になるからです。

公務員になったとたん、医局の言うことを聞かなくなる人がいます。また「公務員なのでよほどのこと(犯罪レベル)をしない限り辞めさせられない」のです。実力もなく、手術トラブル・患者トラブルを起こしまくりの医師が永遠に居続けられる場所、それが「公立病院」です。実際に、私の周囲にもそういう噂が絶えない医師が多数います。公立(府立・県立・市立)の病院、「がんセンター」や「県立のこども病院」でも同じです。そこで10年以上勤務している医師、それは非常に優秀なのか、辞めさせられない問題医師なのかのどちらかです。

是非、注意してください。話をして、この医師は変わってるな、、、やばいなと思ったら、迷わず主治医を変更しましょう!

あくまで事実をもとに偏見を交えてのコメントですのでご容赦ください。

発達障害の医師

 最近、よく患者さんから「先生はふつうに話が出来るから助かるわ」とか「ちゃんと人の言うこと聞いてわかってくれるから有難い」などと言われます。

、、、そういえば確かに、医師同士で話をしていると「そういうつもりで言ったわけではないのに」と思う場面とか、視線を合わせずにぶつぶつ話をされたり、話が飛びまくったりと、、意思疎通が難しいことが多い!

これは医師のセレクションに問題があるんでしょうねー。

医学部に入学する人間の大半は、高学歴です(高校まで)。特に中高一貫校出身者は非常に幼稚です。大人になっても中学生みたいなはしゃぎ方をしている人もいます。

おそらく多感な時期に知能が高い(あるいは自分と同程度)人間たちだけに囲まれて、知識と価値観を詰め込まれるからでしょうか。

また私立大学医学部に関して言えば、最近今更受験の際の差別が話題になっていますが、友人はある私立医大を受験したの面接で「寄付金はいくら予定していますか」って聞かれたそうですよ!10年以上前ですが。私立の医学部は卒業までに数千万円必要なので普通の家庭では入学なんて絶対無理!

私がおすすめする医者の条件は、、、、、

断然、公立高校出身の国公立医学部卒!(国立は私立と同じです。)

完全に偏見ですが、、、、

まあまあ当たってると思いますよ。

タイトルについて

この「主治医変更のススメ」のタイトルの意味についてお話したいと思います。

皆さんは多かれ少なかれ病院にかかっていると思います。ちょっとした風邪やケガだけなら数回診てもらっておしまいなのでいいのかもしれませんが、数カ月から数年単位で診てもらう必要がある場合、本当に目の前の先生でいいのか!?信頼できるのか?腕は確かなのか?について真剣に考えてください。

 

私が医師を志した理由は、おそらく仲間の医師たちと大きく違って、子供の頃にお世話になった医師達が嫌いだったからです。体調が悪くて、病状が心配で、辛い気持ちで病院に来ている私達に対して、横柄で傲慢な態度で診療をされました。

命に関わる大変なときに、どうしてもう少し思いやりをもってくれないんだろう。

人間性を疑いました。

そこで、自分が医師になってせめて思いやりをもって患者さんたちに接する医師になろうと決心しました。

 

苦労の末、医学部に合格した私が目にした仲間たちは、入試の時はさえない眼鏡男だったのに突然髪の毛を金髪に染めて粋がるまさかの「大学デビュー男」や、大手会社の社長の令嬢で高級腕時計を身に着けている世間しらずのお嬢様がうようよいました。

誤解しないでください。みんながみんなではありません。およそ学生の20%ぐらいではないでしょうか。

学生時代にこそ人間性がよくわかります。散々遊んだ彼らもみんな医学部に合格できる優等生なので研修医になったとたん、また「よい子」に戻ります。

ですが、それは「同僚や上司の医師に対して」であり、残念ながらコメディカルや患者さんに対しては時々本性を現します。

 

まず自分の主治医としてふさわしいかどうか

見極める方法その①

 人間性を見ること。

その医師の態度、服装、言葉使い、看護師さんや事務の方への対応を見て問題があるなと思ったら、その医師の診療内容にも問題が必ずあります。

誤診したり、適当な治療をしていたり、またそれを上手く隠そうとします。

是非、医師としてではなく人として評価をしてみてください。

 

 

よりよい医療を受けるために

みなさん、はじめまして。

病気というものは突然訪れるものですよね。病気かな?と思ったらどうしますか?

近くの開業医に行く、大きな総合病院に行く、知り合いに相談する、インターネットで調べるなど、人それぞれ病院にアクセスする方法が異なります。

 

問題は、

その選択した方法によってあなたの今後の主治医と治療が変わり得る

ということです。

 

私は現役の外科医です。総合病院や専門病院、大学病院、さらには海外の病院で働いてきました。いつも思うことは、よい医師に出会えるのは’運’だということです。

ですが、この’運’もちょっとした知識と工夫によって引き寄せることが出来ます。

医療の裏表を知り尽くした立場で、どうすれば貴方にとって最良の主治医に出会えるか、その探し方と方法のコツをお伝えできればと考えております。

医療事情や最新の医療情報についても触れていけたらと思います。

 

皆さんが安心して信頼できる医師と出会い、よい医療を受けられるお手伝いが出来れば幸いです。

本業が多忙のため、なかなか更新できないかもしれませんが、気長にお付き合いください。