主治医変更のススメ

あなたの主治医は信用できますか?最良の医師への出会い方、正しい医療の受け方のコツをお伝えします。、

タイトルについて

この「主治医変更のススメ」のタイトルの意味についてお話したいと思います。

皆さんは多かれ少なかれ病院にかかっていると思います。ちょっとした風邪やケガだけなら数回診てもらっておしまいなのでいいのかもしれませんが、数カ月から数年単位で診てもらう必要がある場合、本当に目の前の先生でいいのか!?信頼できるのか?腕は確かなのか?について真剣に考えてください。

 

私が医師を志した理由は、おそらく仲間の医師たちと大きく違って、子供の頃にお世話になった医師達が嫌いだったからです。体調が悪くて、病状が心配で、辛い気持ちで病院に来ている私達に対して、横柄で傲慢な態度で診療をされました。

命に関わる大変なときに、どうしてもう少し思いやりをもってくれないんだろう。

人間性を疑いました。

そこで、自分が医師になってせめて思いやりをもって患者さんたちに接する医師になろうと決心しました。

 

苦労の末、医学部に合格した私が目にした仲間たちは、入試の時はさえない眼鏡男だったのに突然髪の毛を金髪に染めて粋がるまさかの「大学デビュー男」や、大手会社の社長の令嬢で高級腕時計を身に着けている世間しらずのお嬢様がうようよいました。

誤解しないでください。みんながみんなではありません。およそ学生の20%ぐらいではないでしょうか。

学生時代にこそ人間性がよくわかります。散々遊んだ彼らもみんな医学部に合格できる優等生なので研修医になったとたん、また「よい子」に戻ります。

ですが、それは「同僚や上司の医師に対して」であり、残念ながらコメディカルや患者さんに対しては時々本性を現します。

 

まず自分の主治医としてふさわしいかどうか

見極める方法その①

 人間性を見ること。

その医師の態度、服装、言葉使い、看護師さんや事務の方への対応を見て問題があるなと思ったら、その医師の診療内容にも問題が必ずあります。

誤診したり、適当な治療をしていたり、またそれを上手く隠そうとします。

是非、医師としてではなく人として評価をしてみてください。